目次
スコティッシュフォールド Q&A
Q1 そもそも「スコティッシュフォールド」とは何ですか。
A 猫の一種です。このブログの他のページにも紹介されていますが、大変可愛くて、人懐っこい猫です。
最初に発見されたのがスコットランドだったこと、そしてその種の特徴である「耳折
れ(フォールド)」から名付けられました。
Q2 どのような歴史があるのですか。
A 上にも書いていますように、スコットランドのテイサイド地方のある農場で発見されました。
羊飼いのウィリアム・ロスが耳の折れた白い猫を見つけ、スージーと名付けました。書物によってはスティとするものもあります。これが歴史上最初に発見されたスコティッシュフォールドとなっています。
Q3 スージーの親猫は普通だったのですか。
A 親猫がどれなのかは判っていません。ただ、他の動物にもあるように突然変異で生まれたということです。偶然でもウイリアム・ロスの発見は、後の世界に大きな喜びと驚きを私たちに与えてくれました。
Q4 スージーからどのように引き継がれていったのですか。
A スージーが何匹かの子猫を産んだ時、ウィリアム・ロスはやはり耳折れのメス猫に目をつけ、「スヌーク」と名付けました。したがって、スージーがスコティッシュフォールドの初代猫といわれる訳です。
Q5 その後どのようにして世界に広まっていったのですか。
A 遺伝学者と協力して、スヌークと英国のショートヘア、アメリカンショートヘア、家畜のネコなど、さまざまなネコを使って、スコットランドフォールドの品種創りがが始まりました。
Q6 スコティッシュフォールドには他にどのような特徴があるのですか。
A 一つはフクロウのような丸い顔です。短い首、大きな目、そして毛は短いものから中くらいの長さまであります。
また最大の特徴である「耳折れ」は二重・三重に折りたたまれることがあります。
しかし、いずれも生まれた時は耳が立っていますが、3週間程で折りたたまれます。
さらに「スコ座り」と言われる、独特の座り方をするのも特徴です。
Q7 性格はどうでしょうか。
A とても優しい性格の種です。他の猫に比べて、あまり鳴くこともなく、室内で飼うには最高の種です。
また猫じゃらしのように動くものに大変興味を示します。中には犬のようにボールを取りに行かせたりしている人もいます。
人懐っこいので、初対面の人にも甘えることができます。それゆえに誰もが欲しがる種であるとも言えます。
Q8 飼う時の注意点はなんですか。
A 毎週のブラッシング、時折のお風呂や適切な食事だけでなく、屋内用の動物であるので、猫が外に出ることができないようにしてください。
耳を折っていますから、中に脂肪や垢がたまることが多いので、その時は優しく取り除いてあげてください。
知的能力も高いものをもっていますので、行動をよく研究し、たくさんの愛情を注いであげれば、間違いなくあなたの最大の家族になれます。
Q9健康上の問題はありますか。
A 先天性骨ジストロフィーを持っている場合があります。一部のブリーダーは売るためにそれを隠していることを頭に入れておいてください。
ですから、購入する場合は、血統書付きのものを選ぶのが間違いないでしょう。ブリーダーから購入すると費用は安くなりますが、その後病気で大変高くつくことがありますので、注意が必要です。
先天性骨ジストロフィーという病気は基本的に軟骨の肥厚をもたらしています。それが厚くなると、関節は短くなり、硬くなりがちです。
最も影響を受けるのは、尾と脚です。猫の年齢が上がるにつれ、活動はますます制限され、痛みを伴うことがあります。骨は手触りが悪く、猫は非常に慎重に扱わなくてはならなくなります。
Q10 その他全般に何かありますか。
A スコティッシュフォールドはその可愛さから、世界中で愛されている種です。しかも鳴き声もあまり出さず、室内で飼うには理想的な猫です。
先にも書きましたように、頭の良い種ですから、きっとあなたの良い遊び相手になってくれるでしょう。たっぷりと愛情を注いであげてください。
モグワンの最新CMです。
上のCMのメイキング映像です。コロ助君と瑠々ちゃんが可愛いこと!
コメント
骨が弱いんですね
覚悟して家族に迎えないといけませんね
そうですね、いずれは「別れを迎える」時も覚悟することが必要ですから、一時的な可愛さで飼うのも考えものです。
でもやっぱり可愛いんですよね。